院長プロフィール

出版物

院長の著作

工藤千秋 著
医師たちが選んだ認知症への切り札
驚きの改善報告と「ミエリン仮説」の真実
現代書林 2020

 人類の悲願であるアルツハイマー型認知症の克服の歩みは、艱難辛苦の途上にあります。原因の一つは、長年発症メカニズムとされてきた「アミロイドβ仮説」の信憑性が揺らぎ、それを「可溶性アミロイドβオリゴマー仮説」へと進化させたものの、成果となるべき根治薬が開発できていないことです。そうした中で近年「ミエリン仮説」がクローズアップされてきました。

 今日、アルツハイマー型認知症に関心のある読者の皆様は、世界中で根治薬の治験が手詰まりになっていることをご存じでいらっしゃると思います。しかし、サプリメントの摂取によりそうではないことが起こりつつあることを知ると、驚かれるのではないでしょうか。本書は認知症医療の切り札となりうる選択肢を、いち早く皆様にお届けするために書かれたものです。

 本書が認知症の患者様とご家族、医療や介護に従事される皆様のお役に立ち、明るい高齢社会の一助となれば幸いです。

2020年8月17日 現代書林より発売

定価 本体1,400円+税

Amazon 他、一般書店にてご購入できます。


工藤千秋 著
脳神経外科医が教える
病気にならない神経クリーニング
サンマーク出版

 「脳」が重要であると考えてきましたが、脳に情報を出入りさせる神経の元気がなくなると脳の活動性が落ちてしまいます。ですから、身体中に張り巡らされた「神経」が大切なのです!神経は、他の細胞と異なり再生されません。生まれ持ったものを一生使うために、大事に整え続けなくてはなりません。まるで大事な大事なお気に入りの服を、繰り返し繰り返しクリーニングするように。

 神経を若返らせるには、なにより『神経クリーニング』が効果的かつ効率的。さらに、本の後半に載せた11の習慣や軽い運動ができれば、よりプラスになるでしょう。

 認知症においても最近、ミエリンが壊れる(すなわち神経が老化する)ことも原因であるとするミエリン仮説が言われるようになりました。したがってミエリンを巻き直す効果のある『神経クリーニング』をすれば、認知症の改善も期待できるわけです。

 本書では、神経クリーニングの基本となる2つの簡単な基本トレーニングと、日常生活中での11の応用をできるだけわかりやすく書いてみました。何歳になられてからでも神経クリーニングは可能です。皆さん、今から一緒に始めましょう!


工藤千秋 著
サプリが命を躍動させるとき
あきらめない!その頭痛とかくれ貧血
文芸社 2009

 特効薬で治らない頭痛・頭の重苦しさがあります。鉄が欠乏していると、脳に酸素が運ばれず、様々な症状が引きおこされます。これがかくれ貧血の怖いところです。本書では、遺伝的にも知らないうちになっている、かくれ貧血の症状を高濃度の鉄を含んだサプリメントの補充することで軽減していき、再び元気が取り戻せることを紹介しました。

2009年6月15日 文芸社より発売

定価 本体1,100円+税

Amazon 他、一般書店にてご購入できます。


監修 長谷川和夫、武者利光 / 編集 工藤千秋
エビデンスに基づく
『認知症 補完療法へのアプローチ』 

ぱーそん書房 2012

 脳電位をコンピュータで処理した新脳波技術「NAT」&「DIMENSION」が今、認知症の診断方法として注目されています。 本書では、アロマテラピー、音楽療法、化粧療法、現代レイキ、ゲーゴルセラピー、タクティールケア、NOSS、鍼治療、マッサージ、ヨーガ、リフレクソロジー、臨床美術などの補完療法が認知症治療において、いかに効果を表しているのかを「NAT」で解析し、その効果をエビデンスに基づいて評価しました。

 認知症診療にかかわる医療関係者のみならず、セラピストやご家族にも、目で見て治療・施術効果がわかる実践書です。

2012年11月発行

定価2,940円(税込)

 Amazon他、 ぱーそん書房 書籍購入予約申込票(Fax:03-5283-7010)へ